水面埋立視野に活動

一般社団法人平林会（理事長・小林健次郎氏、社員総数168名）の総会が6月6日（木）正午から大阪木材会館１階会議室に123名（本人44名・委任状79名）が出席して開かれ、上程4議案を審議承認して一瀉千里に議了、懇親会に移った。
冒頭、小林理事長が参集各位に謝意を表したあと「水面の埋め立て再開が現実味を帯びてきた。秋以降、動きが出てくると思うので皆様には逐次ご報告をしたい」と述べ「万博のパビリオン建設等で人手不足も懸念されるが何とか成功に導いて欲しい。コロナで中断していた事業や研究会も再開を目指したい。今年は皆様の役に立つイベントを行いたい。なかでも府木連が昨年主催した『ＳＤＧｓ発表大会』は今年も実施されると聞く。当会も力を入れて協力したい」と挨拶、議長席についた。
平林会の使命は「街づくり」。15回続いた「木に触れよう平林祭り」もその一環だったが同会が大阪市から借り受けていた当該土地（平林ウッディパーク）が一般競争入札によって半分の落札となり、資金不足と相まって継続が危ぶまれていた矢先にコロナが襲来した。令和元年（2019年）が最後の開催となった。この4年で平林地域は大きく変貌した。水面の埋め立ても4号堀の東と西が完了、次は中の予定だという。また、大阪市・地権者・平林会の3者が一堂に会する「街づくり三者研究会」や大阪公立大学とともに勉強する「平林まちづくりを考える会」の再開も急がれる。さらに近隣小学校への出前授業やＳＤＧｓに貢献する地域交流・木育委員会の諸活動にも力を入れる。
席上、越井潤理事（越井木材工業社長、大阪府木連副会長）が11月7日開催予定の「第2回ＳＤＧｓ発表大会」について「1回目の反省点を踏まえて準備委員会で鋭意検討中です。皆さん！奮ってご応募ください」と呼びかけた。
総会は津田潮副理事長の「万博成功へのエール宣言」で閉会、懇親会に移った。