General incorporated association Hirabayashikai
2024年1月5日
大阪住之江区の平林地区業界4団体[平林会・平林会木協・総合木材協組・大阪木材土地]合同の新年会が1月5日(木)正午より南港のグランドプリンスホテル大阪ベイに81名の来賓・会員らが参集して和やかに開かれた。コロナの影響で4年ぶりのビュッフェ形式による立食の新年会、会場も慣れ親しんだハイアットリージェンシー大阪から名称が変わっていた。
司会は湯川昌子平林会木協理事長が務め、冒頭、4団体を代表して一般社団法人平林会の小林健次郎理事長が新年の挨拶とともに元旦に発生した能登半島地震に触れて被災者の方々にお見舞いの言葉を述べ「南海トラフ地震の可能性も現実味を帯びてきた」と危機感を露わにした。さらに「戦争も続いており今年は世界中で大きな選挙がある。その結果が日本にも多大な影響を及ぼす。危機管理が今年の重要なテーマになるだろう。来年に迫った万博はやっと動き出したが金銭面と工期の面で心配だ。万博会場は平林にも近く万博の成功を祈るばかりだ。肝心の平林の再開発は4号堀中の埋立が動きそうだ。皆さんと相談しながら再開発を一歩前に進めたい」と新年の抱負を語り、来賓祝辞に移った。
まず平林会顧問の東徹参議院議員が能登半島地震の被災者にお見舞いと哀悼の意を表したあと「こういう時こそ大阪はしっかりと経済を成長さなければならない」と述べ、万博に関しては「間に合うかどうか?間に合いません。開幕までに間に合った万博の方が少ない。ご心配なく。チケットを是非購入して応援してください。ウメキタも9月から街開きします。大阪の成長こそが日本の成長に繋がるのです」と場内を鼓舞した。続いて松浦正敏平林連合町会長が地域で取り組んでいる防災・防犯活動に言及したあと「自分たちの街は自分たちで守る。皆さんと一緒に守りましょう」と呼びかけた。
乾杯を担当した大阪府木連の津田潮会長(平林会副理事長)が「新年早々お祝いの気分ではないが旧年は阪神タイガースやヴィッセル神戸で関西は盛り上がった。この勢いで万博成功に邁進したい」としたあと「天災は忘れた頃にやってくるというが2003年新潟、2011年東日本、2016年熊本、2018年大阪北部、とほぼ5年おきにやってきた。我々木材業界が出来ること、それは復興住宅です。被災地への復興に向け、がんばろう!」と述べてグラスを上げ、歓談に移った。宴は佐々木淳次総合木協副理事長の一本締めで散会した。