小林健次郎理事長　続投

一般社団法人平林会（理事長・小林健次郎氏、社員総数172名）の総会が6月6日（火）午後5時から平林駅前の大阪木材会館１階会議室に154名（本人43名・委任状111名）が出席して開かれ、上程5議案を審議承認して一瀉千里に議了。
冒頭、小林理事長が参集各位に謝意を表したあと「コロナでほとんど活動が出来なかった。この失われた３年の空白を埋めたい」と決意を語り、議長席についた。５号議案の役員改選では小林理事長の続投が承認された。新役員は次の諸氏。

◆ 理事長＝小林健次郎（ヤマチョー）
◆ 副理事長＝津田潮（津田産業）・島津浩之（中田木材工業）・高好章二（阪南産業）・山川浩之（大白木材）【新】
◆ 専務理事＝村上顯（村上木材）【新】
◆ 常務理事＝湯川昌子・宇野裕司・渡部敏弘・前重興亮
◆ 監事＝白井昌子・山下光明　＝理事は略＝

平林会の使命は「街づくり」。15回続いた「木に触れよう平林祭り」もその一環だった。しかし、同会が大阪市から借り受けていた当該土地が一般競争入札の結果で半分の落札となり、資金不足と相まって継続が危ぶまれていた矢先にコロナが襲来した。令和元年（2001年）が最後の開催となった。この3年で平林地域は大きく変貌した。水面の埋め立ても4号堀の東と西が完了、次は中の予定だという。また、大阪市・地権者・平林会の3者が一堂に会する「街づくり三者研究会」や大阪公立大学と一緒に勉強する「平林まちづくりを考える会」の再開も視野に入れている。さらに近隣小学校への出前授業やＳＤＧｓに貢献する地域交流・木育委員会の諸活動にも力を入れる。
議事終了後、越井潤理事（越井木材工業）が大阪府木連が進める「ＳＤＧｓ発表大会」の趣旨を説明し「平林会のメンバーには木材以外の業種が多い。この大会は木材以外の業界からのエントリーも大歓迎です」と参加を呼びかけた。続いて春の褒章で栄えある黄綬褒章を受章した東洋商工の寺崎英信会長（寺崎貴史社長が代理出席）に記念品料が小林理事長から手交され、大阪府木連の会長でもある津田潮副理事長が「大阪万博の成功に平林会も力を貸してください」と懇願、総会を閉じた。

総会会場（木材会館)

2期目に突入した小林理事長