General incorporated association Hirabayashikai
2022年10月23日
近畿中国森林管理局(局長・柏原卓司氏)らが中心となって結成する「水都おおさか森林づくり・木づかい実行委員会(委員長・三宅英隆大阪府木連専務理事)」主催の「第34回水都おおさか森林の市2022」が10月23日(日)午前10時から午後3時30分まで、近中局・毛馬桜之宮公園周辺でコロナ対策を万全に施して開催された。テーマは「地球の森林(森本)を守って繋いで明日へ!未来へ!」。2019年以来3年振りとなる今回の「森林(もり)の市」は秋晴れの好天に恵まれ、終日会場内は賑わっていた。 朝10時よりオープニングセレモニーが開かれ、主催15団体を代表して三宅実行委員長が「海や川や森は繋がっています。木は伐って使ってまた植える、循環型の資源です。森林の市は子どもたちが森や木と友達になる絶好の場です。また森林の市はSDGsの14番と15番に合致するイベントです。SDGsをみんなで考え行動するそのヒントを森林の市で見つけてほしい」と挨拶、テープカットに移った。 木材業界からは大阪木材仲買協組(理事長・松山能久氏)開発厚生委員会が中心となって体験型の親子木工教室で参加、府木連ブースでは丸紅木材(アイコニー)が木製グッズ等を出展して市を盛り上げた。庁舎一階の「こもれび」では創作紙芝居(雨水のぼうけん)や日本木材加工技術協会関西支部が主導した「ミニコンサート」が催され、国産材を使ったギターの弾き語り(畑下マユさん)を楽しんだ。また「水都おおさか」に因んで住之江区の(一社)平林会(小林健次郎理事長)の地域交流・木育委員会(担当・渡部功氏)が対岸の水辺でマリンスポーツ財団の協力を得た「キッズボート試乗会」を取り仕切り、干満の差激しく乗船時間が限られた中でも169名の親子づれが大川での水遊びを満喫した。