General incorporated association Hirabayashikai
2022年5月11日
早生樹「センダン」をきっかけに平林会が支援する日本木材加工技術協会関西支部早生植林材研究会(代表世話人・村田功二京大准教授)が林野庁近畿中国森林管理局1階「森林(もり)のギャラリー」で5月11日から6月8日まで「里山の再生に貢献する木材利用」と題したパネル展示を行った。
初日の5月11日(水)午後3時からミニコンサート「いやしの時間~国産材楽器のしらべ」が催された。世話人代表の村田准教授は日本テレビの「所さんの目がテン」に数回研究者として出演しており、里山材を使った楽器製造に取り組んできた経緯がある。
コンサートの冒頭、村田先生は里山材を使った国産材楽器誕生の秘話とギターやハープの各部位に使用された里山材の樹種等を説明、里山材を活用した楽器の素晴らしさを強調した。
ギターのトップはヒノキ、サイド&バックはホオノキ、フィンガーボード、ブリッジ&ブリッジピンはシラカシ、ナット&サドルはエゾシカの角。またアイリッシュハープのボディ&サンドボックスは北海道産シラカバ、サウンドボードは欧州産シラカバ合板。
演奏はシンガーソングライターの畑下マユさん(アコースティックギター)とみつゆきさん(アイリッシュハープ)。既存の楽器と遜色のない音色と癒しの音楽で集まった65名の聴衆を魅了した。
畑下マユさん
村田先生
みつゆきさん