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2022年1月21日・24日・2月1日

地域の小学校への出前授業 再開

地域交流・木育委員会

 

(一社)平林会(理事長・小林健次郎氏)地域交流・木育委員会(委員長・前重興亮氏)が2年振りに出前授業を行った。コロナ以前は地域の小学校を中心に定期的に開催していた出前授業もコロナ蔓延と同時にすべて中止に追い込まれていた。が、今年はいささかムードが異なり学校側も以前ほどピリピリしていないようだった。 1月21日(金)は新北島小学校5年生98名、1月24日(月)は敷津浦小学校5年生83名、2月1日(火)には平林小学校5年・6年43名を対象に実施。時節柄、平林会サイドも委員のメンバーを絞って少人数で対応した。 授業は「クイズ」と「マイ箸加工」の2部構成、米地徳行委員が中心となって約90分の授業を進めた。クイズの問題は2択の3問(①日本の森林率②30年前に比して日本の森は減少しているか③木材自給率)。3問の全正解者は5%程度と低く、日本の森林や木材への理解度の低さを表している。クイズの前に児童たちに「木を伐ることは悪いことですか?良い事ですか?」と問いかけるのが恒例。児童の大多数が「木を伐ることは悪いこと」に一票を入れる。環境に悪い、もったいない、木が可哀そう・・・。「SDGs」に言及した児童もいた。米地講師が日本の山や木材産業の実情と間伐の意義について画像を使って分かりやすく説明し「日本では木を伐らないことが環境破壊につながるのですよ。木は植えて育てて伐って使ってまた植える。木材は環境に優しい持続可能な循環型資源です」と話し、児童たちに理解を求めた。 第2部は「マイ箸加工」。桜の木でできたお箸の原型を自分たちで加工して塗装する作業。児童も先生も一緒になってお箸づくりに励む姿が微笑ましい。


平林会