新年互礼会　２年振りに開催

　大阪住之江区の平林地区業界五団体[平林会・平林会木協・大阪市製材業協組・総合木材協組・大阪木材土地]合同の新年会が２年振りに1月5日（水）正午より南港のハイアット・リージェンシー大阪に66名の来賓・会員らが参集して盛大に開かれた。長引くコロナ禍、開催するか否かで逡巡したのは言うまでもないが年に一度の新年会、ホテル側の指導を遵守して開催に踏み切った。従来の立食ではなく着座でのランチディナー形式を採用。 冒頭、五団体を代表して一般社団法人平林会の小林健次郎理事長が新年の挨拶とともに「地域の五団体が一堂に会する新年会は有意義だが２年振り、その間、平林会の村上理事長が退任された。私が理事長となって初めての新年会です」と前置きし「平林会は財政面で厳しい局面にあるが、当会の使命は街づくり。集中と選択を念頭に、五団体を中心にいろんな行事を通じて交流をはかり相互の親睦をはかりたい。今年の干支の寅の様に勇猛果敢にこの難局に立ち向かいたい」と各位の協力を仰いで挨拶を結び、来賓で顧問の東徹参議院議員の祝辞に移った。東議員は「今年は大阪の年にしたい」と述べ、新今宮の星野リゾート、ＩＲ、大阪万博に触れ「日本の発展は大阪・関西の成長にかかっている、官民一体となって励みたい」と祝辞を披露。 続いて大阪府木連の津田潮会長が「ピンチはチャンスを合言葉にこの一年、業界のために邁進してきた」と述べ、ワクチンの職域接種や同会長がライフワークに掲げる大阪万博の木質・木造化、特にリングの木造化に向けた精力的な諸活動を報告したあとグラスを上げて乾杯、歓談に移った。