General incorporated association Hirabayashikai
2021年3月21日
大阪平林北で木材加工業を営む当会会員の大信製材㈱(湯川昌子社長)は新規事業(家具の製造販売)の一環として3月21日(日)午後1時30分から3時30分まで同社工場内で「自分塗って愛着を深める家具塗装体験会」を実施した。当日は生憎の雨模様だったが約30名のユーザー家族らが集まり、購入した家具の組み立てと塗装を体験した。
作業は出口庸平専務が取り仕切り「今からお買い上げいただいた家具や本棚の組み立てとその塗装作業を行います。刃物を使いますのでご注意ください」と述べ、スタッフとボランティアの紹介に移った。
机の樹種は岐阜県飛騨の栗の木、本棚は京都府産のヒノキ。出口専務が手配しその素材を平林の松前木材店専務の前重壽郎専務が組立しやすいパーツに加工した。デザインも出口専務が担当したという。前重氏は「ランドセルの位置が難しく学習机の加工には気を使った」と話す。
家具を完成品ではなく半製品の状態で販売する。その際に「組み立てと塗装は自分たちの手で行います。自分でつくって塗装する。体験型家具です」とSNSでPRしたという。ボランティアの木工教室ではなく商売とつながった木工教室。今までにない画期的で非常に面白い試みだ。