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大阪市住之江区平林南1-1-8 大阪木材会館2F

2020年5月20日

組合所有の岬町の山から伐採したヒノキ使用

テーブルとイス完成 総合木材協同組合

 

大阪平林の総合木材協同組合(理事長・纓坂修平氏)は泉州岬町(淡輪の山)に所有する山林の整備・活用に動き出した。
2月の総会で纓坂理事長が「荒廃する日本の山。山林の整備は木材を扱う協同組合の社会的使命だ。沢の両斜面に植林されている60年生のヒノキ、30年後を見据えて樹齢100年のヒノキの美林に育てたい」と組合員の前で述べたことを即実行に移した。作業は南河内林業に依頼、路網の整備から着手した。その過程で間伐されたヒノキの良材が多量に出現した。「このままチップやバイオマスの燃料にするのはもったいない。なんとか活用しようではないか」の機運が高まり、組合員有志が知恵を絞り、テーブルとイスの製作に至った。
直径30㌢のヒノキの丸太の製材は大白木材(山川浩之社長)が担当、加工等はオサカ(纓坂修平社長)、KD&組立は東洋商工(寺崎英信会長)が担った。休みを返上しての取組、完成した作品は東洋商工の倉庫内に展示されている。天板には「総木桧」の銘板が貼ってある。
今後は森林環境譲与税の活用を視野に、地域産材活用の一例としてPRすべく、大阪府木連の三宅英隆専務が行政に働きかける。

平林会