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2020年3月24日

中国木材プレカット工場・万博予定地夢洲

第4回視察研修会 平林会木協

 

平林会木材協同組合(理事長・小林健次郎氏)は平林会(理事長・村上高兒氏)・大阪府木連(会長・津田潮氏)と共催で3月24日(火)午後、第4回視察見学会を催した。視察先は大阪南港の中国木材プレカット工場と2025年大阪・関西万博の予定地夢洲。参加者は府木連関係を含め22名。平林ウッディパークに集合後、大型バスで現地に向かった。コロナショックで開催が危ぶまれたが移動時間が短くバスを中型から大型に変更、車内換気も十分配慮しての決行となった。
最初の見学先中国木材大阪事業所には15分で到着、山田二朗所長・川尻英範係長らがお出迎え。敷地面積約1万1300坪、建屋面積約6800坪。倉庫3棟、バラ倉庫1棟、プレカット工場は約1400坪、同倉庫は約280坪、広大な施設である。現在の在庫は約1万1800立米。従業員は32名だが工場内には人影はまばら。ロボット3機導入しているのでプレカット工場は最低6人で回せるという。月産加工能力は約4000坪、現在2シフトで稼働中。機械は宮川製で横架材加工機・柱加工機・束加工機・羽柄加工機(2ライン)・合板加工機(2ライン)。販売エリアは近畿二府四県。岸壁に面しているので内航船の横付けが可能となり横持費用の削減効果は大きい。

平林会

中国木材プレカット工場・省力化が進んでいます。


平林会

製品は海からやってきます。


次は2025年日本国際博覧会協会が事務所を構えるWTCへ、移動時間は約15分。玄関で港湾局の浦南氏がお出迎え、エレベーターでWTC50階の貴賓室に向かう。眼下に望む夢洲の万博予定地を眺めながら博覧会協会の都丸氏と滝町さんから説明を受ける。同協会は大阪府・大阪市・民間から出向してきた寄り合い所帯。
夢洲へは夢咲トンネルをくぐる。同乗した港湾局の浦南氏がインフラ関連の説明を車中で行った。埋め立て地である万博予定地は港湾局の土地。きちんと仕上げて万博協会に提供するのは港湾局の仕事。各国のパビリオン等への割り振りは万博協会の仕事になる。今は単なる草っ原、六甲山が近くに見え、明石大橋も遠望できる。万博会場は155ha、背後のIR予定地は70haもある。42haのメーガソーラー設置地区(大阪ひかりの森)にも案内頂いた。数年先には大きく変貌するのだと思うと不思議な気持ちになった。やはり大阪は「水の都」である。終了後の懇親会は時節柄中止となった。

平林会

夢洲の万博予定地。今は何もありません。


当日の参加者は次の諸氏。小林健次郎・村上高兒・津田潮・三宅英隆・島津浩之・尾﨑龍一・尾﨑圭三・出口庸平・出口太二・増田信之・竹本三千雄・高好章二・大野貴久・結城成広・井波明・中村暢秀・佐藤原二・中畑安伴・柊谷・松平英樹・児玉鈴鹿・島崎公一。