新大阪木材会館　上棟

ニュートラム平林駅前に建設中の「新大阪木材会館」の上棟式が3月16日（土）午前10時より30名を超す関係者が出席して挙行された。 式典終了後、津田潮大阪府木連会長（建設準備委員長・平林会副理事長）が早朝からの雹混じりの雷雨が９時過ぎにはすっかり上がった天候に「まさに奇跡の天気。府木連の将来を予測している」と述べ、各方面からの物心両面の支援に謝意を表したあと、旧木材会館売却から縁あって平林駅前の釜口氏所有の土地を入手して新会館建設に着手した経緯を手短に紹介し「ＡＤラボ設計が手がけた２０２５年大阪万博の木造パビリオンのモデルとなる斬新なデザインです。６月竣工に向け、安全・無事故で工事を遂行して頂きたい」と挨拶した。続いて施主の中村暢秀大阪府木協理事長が「天候を案じたが急に回復して陽が射してきた。皆さんの願いと運の強さを痛感しました。これで京都・神戸・大阪の三都に木造の木材会館ができる。一致団結、心一つにして竣工まで進んでください」と挨拶、三宅府木連専務が安全無事故での竣工を祈って乾杯した。

【建物概要】
・建築主＝大阪府木材協同組合
・設計＝ＡＤラボ
・施工＝ミナトハウス・津田産業共同企業体
・敷地面積＝1008.51平米
・延べ床面積＝655.15平米・198.18坪
１階＝338.24平米・102.31坪
２階＝316.91平米・95.86坪
・階数＝2階建て
・工期＝平成30年8月6日～平成31年６月予定

骨組みが出来上がった新大阪木材会館

関係者で記念撮影

挨拶する津田潮大阪府木連会長