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大阪市住之江区平林南1-1-8 大阪木材会館2F

2018年9月6日

防災セミナーに50名

 

 

(一社)平林会は9月6日(木)午後3時より住之江区平林南1丁目の大阪港木材倉庫2階会議室において「防災セミナー」を開催した。講師は防災士・岡本裕紀子さん。大阪北部地震に西日本豪雨、9月4日には台風21号が襲来した近畿・大阪地方。まるで「泣きっ面にハチ」。「災害は忘れなくてもやってくる」。台風21号の二日後に開かれた「防災セミナー」には50名近くが参加、岡本講師の多岐に亘る防災の心得と災害時の行動等を90分間、みっちりと勉強した。
「地震・雷・火事・オヤジ」とよく言われるが「オヤジ」とは「大山風・大風」と書いて現代で言う「台風」のことだと岡本先生。
災害から企業を守る3つのカギ。①身近な災害リスクを知る=32万人が亡くなると想定される南海トラフ巨大地震も防災強化で8割以上減殺可能②家庭の防災対策を進める=ハザードマップで確認する。家族の安否確認はピンポイントで集合場所を指定し連絡方法は「三角連絡法(遠方の知人・親戚を仲介にする)」や「ライン」にする③企業の防災対策をすすめる=全社員で防災知識の共有。BCPの策定。防災訓練のポイントは「自助徹底」。帰宅困難者対策。企業で3日分の備蓄。津波の避難行動。
「備えあれば憂いなし」と言われるがいくら机上で勉強しても中々実践は難しい。特に地震は突然やってくる。倒壊で亡くなる方も多いが家具等の下敷きで圧死する人も多いという。家具等の転倒防止や事前に持ち出すリストの作成も大事だ。「訓練の回数は改善努力の回数である」という消防団員の訓練礼式十則の言葉は重い。


平林会