General incorporated association Hirabayashikai
2017年9月
『壁柱』とは90㍉の角材を連結させたパネル状の耐震壁が変形しながら地震の揺れに反応してエネルギーを吸収するものです。一部屋補強だけで家全体の重さを支え、家の倒壊を防ぐ新工法。吸震工法とも呼ばれます。
一般社団法人大阪府木材連合会と京都大学が共同開発したこの工法は「家は損傷しても命だけは助かる」ということを主眼としており、京都大学防災研究所における「実大振動実験」でその優れた性能は証明されています。
家全体を補強する大掛かりな耐震改修工事に比べて工期が短く、居間や寝室など長く過ごす一部屋のみに『壁柱』を使って補強することで大幅なコストダウンがはかれます。また、国産のスギの間伐材を使うことで荒廃する日本の山にお金が戻って地方が再生し、森林がよみがえることによって地球環境に大きく貢献します。
【お問い合わせ】 一般社団法人平林会 電話06(6685)6907