General incorporated association Hirabayashikai
2017年9月
「ウッド・トランスフォーム・プロジェクト」とは、普段は公園や学校のフェンスやデッキとして設置し、地震等の緊急時には解体して組み立てると「応急仮設ハウス」として利用することが出来るシステムです。
東日本大震災をきっかけに、長引く避難所生活のストレス緩和やプライバシー確保を目的として、大阪の木材業界の若手経営者で結成する大阪木材青年経営者協議会が発案し、大阪府木材連合会や青年会の全国組織である日本木材青壮年団体連合会が協力して2015年10月に共同開発しました。
2017年春の熊本地震の際、すでに平林ウッディパーク内に展示されていた1棟を解体して急遽熊本に運び、「つなぎの応急仮設住宅」として現在使用されています。
国産材を使用した応急仮設ハウスが持つ木の温かみとプライバシー空間の確保が、被災者の心のケアーに繋がることを願っています。
【お問い合わせ】 一般社団法人平林会 電話06(6685)6907