General incorporated association Hirabayashikai
2017年5月14日
宮城県気仙沼で牡蠣漁師を営む畠山重篤氏が主宰する『森は海の恋人植樹祭(今年で29回目)』に参加して感激した当会副理事長である津田潮氏(大阪府木連会長代行副会長・津田産業社長)が「大阪でもやりたい。そうだ、大阪の淀川水系にウナギを呼び戻し、美味しいウナギを食べようではないか。そのためにも淀川水系の上流に植樹しよう」と一念発起、各方面の協力を得て4年前の5月に第1回「ウナギの森植樹祭=大阪版・森は海の恋人=」がスタートした。
第5回目の今年は5月14日(日)に開催。絶好の植林日和に恵まれ、業種の垣根を超えた応援団〔森連・漁連・ワイズメンクラブ(苗木提供)・わんぱくクラブ・オイスカ・海外研修生等〕が大挙して参加、総勢250人を超えた。2年連続で遠く東北の地から本家本元の畠山氏が友情参加、植樹祭を盛り上げた。
朝10時30分から始まった開会式は津田潮氏が司会を担当、大阪府木連中村暢秀会長が各方面の協力に謝意を表し「今日みんなで一緒に植えた木が大きくなり落ち葉が腐葉土となってその上に降った雨が地下水となり川から海へと流れ込みます。壮大な計画です」と植樹の意義とロマンを語り、続いて畠山氏が「震災から6年、毒の海が復活したのは森の整備に尽きます。これは真実です」と語りかけ、大阪府森林組合による植樹指導のあと植林が始まった。