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2017年4月3日

岸の姫松講総会 松苗神事挙行

講元に纓坂修平総合木材協同組合理事長重任

 

 

住吉大社「松苗神事」が4月3日(月)午前、第一本宮において執り行われた。神事は雅楽が流れるなか厳粛に進行し、祝詞奏上、松苗神事献詠俳句入選作朗詠、玉串奉奠のあと松苗奉職の儀が執り行われ、伊勢神宮遙拝所参拝を以って正午すぎ終了した。


平林会

松苗奉職の儀

会場を「吉祥殿」に移して「住吉大社・岸の姫松講(講元・纓坂修平総合木協理事長)」の総会が始まり、纓坂講元が議長となって上程3議案を審議承認して議了、直会に入った。


平林会

挨拶する纓坂講元

冒頭、纓坂講元が「私も近所の住吉中学出身。住吉さん周辺は昔の面影が残る懐かしいところです。総合木協としても出来るだけ多くの組合員・家族に呼びかけてお参りしたい。来年は参加者倍増です」と挨拶、続いて神武(こうたけ)権宮司が「本講は平成8年に結成されて22年経ちます」と述べ、住吉大社と大相撲との深い繋がりを「横綱という名称の発祥の地が住吉大社です。貴乃花親方に掛け合って横綱の奉納土俵入りが5年前から実現しました。今年は稀勢の里で大いに盛り上がりました」と紹介、議事に移った。
役員改選では纓坂講元、尾﨑龍一副講元(大阪市製材業協組理事長)が留任、新たに佐々木淳次総合木協副理事長が副講元に選任された。 松苗神事:住吉大社はいにしえより近くに海が迫り、白砂青松、風光明媚な土地柄であった。天明6年(1786年)俳人加部仲ぬりとその妻吉女が境内の松の枯れかけていたのを惜しんで大伴政胤にはかり、松苗の献木を斡旋しそれに添えて和歌俳句の献詠を呼びかけ、翌7年「松苗集」13巻の最初の一巻が奉納された。緑化運動の先駆けである。
この故事に倣い、昭和15年、今里新地組合の奉仕により松苗神事が行われ現在に至っている。


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