General incorporated association Hirabayashikai
2017年3月4日
昨年の11月3日文化の日に栄えある黄綬褒章を受章した小林健次郎氏[平林会木材協同組合理事長・(一社)平林会副理事長・(一社)大阪府木連理事・ヤマチョー㈱社長]の受章記念祝賀会が、発起人五氏[中村暢秀・村上高兒・久我四郎・津田潮・栄川洋]の呼びかけで3月4日(土)午後4時より南港のハイアットリージェンシー大阪で催され、参集した70名超が心から同氏の受章を祝福した。
発起人代表の中村大阪府木連会長
平林会島崎公一事務局長の司会で始まった祝賀会の冒頭、発起人を代表して中村暢秀大阪府木連会長が出席各位に謝意を表して創業120年の米材問屋の老舗ヤマチョー㈱の歴史を紹介したあと「昭和46年、京都大学を卒業後米国オレゴン州のバンポート社で修業、帰国して社業に就かれ第4代社長に就任してからは同社の改革や平林地域の再開発並びに木材産業の発展に大きく寄与された。今後も豊富な経験と知力・体力を以って地域社会・木材産業の発展に尽力願いたい」と挨拶、来賓祝辞に移った。
平林会顧問の高野伸生大阪市会議員=写真上=が現在活動中の「政令指定都市議員連盟」による都市部の木造・木質化に触れながら小林氏の指導力・実行力を絶賛し「平林ウッディパークを活用して地域・木材産業の発展に貢献願いたい」と祝辞を披露。続いてお膝元の平林会村上高兒理事長が「平林会と平林会木協は車の両輪、これからも手を携えて地域・木材産業の発展に向けてともに前進しましょう」とエールを送った。
平林会木協の児玉鈴鹿さんとヤマチョー㈱の角田美穂さんから花束を受けた小林氏がマイクに向かい、発起人五氏の骨折りと出席各位に謝意を表したあと11月15日に皇居で天皇陛下に拝謁した時の模様を少し言葉に詰まりながら「感激しました、一生の思い出です。その上偶然にもリオ五輪の金メダリストと遭遇、一緒に拝謁しました。本当にラッキーでした。さらに私の受章と当社の創立120周年が重なりました。会社の存続がなければこの受章もありえません。先輩に感謝します。受章に恥じぬようにこれからも働け!の意味だと解釈しています。微力ながら地域・業界のために尽くします」と述べ、謝辞とした。
津田潮氏(津田産業社長)=写真上=がトランプ大統領風に指をかざしながら「ウィ・ウィル・メイク・ヒラバヤシ・グレイト・アゲイン」と全員で連呼したあとグラスを上げ、宴に移った。
宴半ばより和楽器演奏集団「独楽」によるアトラクション〔太鼓・三味線・笛・琴〕で場内は大いに盛り上がり、長男で同社取締役の小林正宏氏=写真下=のお礼の言葉でお開きとなった。