General incorporated association Hirabayashikai
大阪住之江区の一般社団法人平林会(理事長・村上高兒氏、社員総数189名)の総会が6月7日(火)午後4時から南港のハイアットリージェンシー大阪に142名(委任状73含む)が出席して開かれ、村上理事長を議長に指名して上程4議案を審議し、いずれも原案通り可決承認した。
挨拶する村上理事長
総会の冒頭、村上理事長が「平林会はいろんな業種が集まった地域の活性化に尽くすための組織、企業住民です」としたあと、昨今の日本を取り巻く情勢について「消費税の増税が少し遠のき、これを機に公共・民間の設備投資が進んで景気が回復軌道に乗ることを期待したい」と話した。また木材業界については「住宅着工戸数に一喜一憂する業界だが今年も90万戸台を維持し木造比率も50%台半ばをキープするだろう。
しかし国の補助金もあって国産材へのシフトはより加速する。昔ながらの原木丸太の時代には戻らない。外材の街・平林も変化に対応して前進しなくてはならない」と述べ「平林ウッディパークの利活用が当会の生命線、秋以降に行われるだろう大阪市の入札、是が非でも落札しなくてはならない。協力のほど宜しく・・・」と挨拶、議事審議に移った。
講師は女優の有馬稲子さん
席を移して開かれた懇親会は4月に就任した薮内港湾局長が「慶応4年開港の大阪港は来年開港150周年を迎える。現状に留まらずこれを機に何ができるかもう一度考え、新しいステージに進みたい。皆さんからのアイデアを期待している」と述べ「局員には外向き・前向き・上向きを奨励している。減点主義からの脱却なくして役所の未来はない」と元気よくスピーチ、花尻忠夫前大阪府木連会長(相互市場社長)の乾杯で歓談に移った。