平林会NEWS ■ ■ ■ ■ ■ ■国産早生樹『センダン(広葉樹)』 記念植樹祭  代表10人が手植え 平林会主催=2015年3月20日= 
一社)平林会(理事長・村上高兒氏)はプロポーザル方式によって大阪市から借り受けたテニスコート跡地に昨年4月19日、日本木材加工技術協会関西支部早生植林材研究会(代表世話人・横尾国治氏)の協力を得て熊本県が開発した早生広葉樹「センダン」の植林を10本実施した。あれから1年、「ほとんど輸入材に頼っていた広葉樹を自分たちの手で植えて育て、10年、15年で産業用に活用する。まさに希望の樹だ」として木材・林業関連の研究者・企業はもちろん、林野庁や各都道府県からも熱い視線を浴び、本年度は各地で約700本の試験植林が予定されるまで裾野が広がってきた。
盛り上る機運を背景にセンダン植林本州発祥の地「平林」において3月20日(金)午前、平林テニスコート跡地南側において記念植樹祭が催された。参集したのは植林愛好家を含めた約40名。平林に関係する各方面の代表10名が1本ずつ計10本のセンダンの苗木を楽しそうに手植えした。
植樹祭の冒頭、村上理事長が「木材の街平林の復活のシンボルとして考えている。10年前後で商業ベースに乗る可能性が高い国産広葉樹センダン、いつまでも輸入材に頼っていては危険だ。自給率の向上は国家的な課題でもある。スギ・ヒノキも大切だが内部造作・家具・木工・合板用材として汎用性の高い広葉樹の救世主になることを期待している」と挨拶、研究会の村田功二京都大学助教が植林の手順を説明、植林に移った。



当日集まった植林愛好家のみなさん

[写真は上から順に]平林11号から20号までを植林した人は方々。@高野伸生大阪市会議員A青木庸三近中局長B勝又章大阪府みどり環境室長C田中利光大阪市港湾局室長D坂田育子住之江区役所課長E美濃幸男港南造形高校校長F原口貴美子新北島中学校校長G前重興亮平林連合町会長代理H中村暢秀大阪府木連会長I村上高兒平林会理事長。