気仙沼の牡蠣漁師・畠山重篤氏が主宰する『森は海の恋人植樹祭(今年で26回目)』に参加した津田潮氏(大阪府木連副会長・津田産業社長)が「大阪の淀川水系にウナギを呼び戻し、美味しいウナギを食べよう。そのためにも淀川の上流に植樹しよう」と一念発起して昨年5月に第1回「ウナギの森植樹祭=大阪版・森は海の恋人=」をスタートさせた。今年は5月10日(土)午前、高槻市の神峯山寺(かぶさんじ)で第2回目を開催した。当日は、府木連を中心に一般紙の案内を見て参加した人や漁業組合、近中局・大阪府等の行政など約60人の植林愛好家が参集、6種類の落葉広葉樹を植林した。
朝10時30分、主催者の(一社)大阪府木連花尻忠夫会長が開会挨拶の中で「森と川と海は密接につながり、すべての生き物は森の恵みで生存している」と述べ、津田副会長が「モアーグリーン、モアーウナギを合言葉に植樹し日本で一番森林の少ない大阪府の森林面積を30年で倍にしましょう」と呼びかけた。
続いて、植林地を提供した神峯山寺近藤住職が「1300年の歴史を有する日本最初の毘沙門天神峯山寺約100haの寺社地には90種以上の樹木、180種5万本の草花が茂り、多種多様な野生動物が生息している。修験道の道としても有名で大阪近郊とは思えない別世界です」と高話、大阪府森林組合の方々による植樹指導に移った。
平林会から参加した湯川監事と奥で手を上げるのは有馬理事
参加者全員で記念写真 |