林野庁の補助金を使った森林整備加速化・林業再生事業(地域材利用開発)の目玉、フロート式木枠・木製架台ソーラーパネルが3月28日(金)午後、平林1号水面北岸壁沿いに設置された。(岸和田の設置は翌日)
実証の主たる目的は、水面でも使用可能な木製フローターを開発して太陽光発電を行なうこと。木材は間伐材を使用し、間伐材の新市場開拓とクリーンエネルギーの安定供給を目論む。
水面活用については平成23年度にスマートコミュニティ構想普及支援事業として「平林貯木場スマート活性化協議会」を立ち上げ、太陽光・風力・潮力の導入による検討を行い、報告書「臨海地区木材産業地区・スマートコミュニティ事業化」を提出した経緯がある。今回の実証期間は3年間、データを集積検証して実用化を目指す。
大阪府木連を中心に、大阪府、住之江区、関西大学、大阪木材コンビナート協会、越井木材工業、シャープ、ゼニヤ海洋サービス、地域計画建築研究所、ニュースト、平林会、大阪府木協連、等が協力している。
1号水面で実験 |