大阪住之江区の平林地区業界七団体[平林会・平林会木協・大阪市製材業協組・総合木材協組・大阪木材土地・阪神米材協会・大阪南洋材協会]合同の新年会が7日正午より南港のハイアット・リージェンシー大阪に来賓含めて150名強が参集、盛大に開かれた。
冒頭、七団体を代表して一般社団法人平林会の村上高兒理事長が挨拶に立ち「今年は変化の年になる。年末に政権が交代した。不安もあるが期待している」とした上で「平林の構造改革がいよいよ本格化する。大阪市、住之江区と協調して一歩ずつ前進させたい。地域の祭典となった平林祭りの継続に向けては全員が知恵を出し合い一致団結すれば可能だと思う」と述べた。
続いて来賓の吉松港湾局理事が「大阪港のコンテナ貨物等の取扱量は順調に伸びており、府市の港湾局の統合は平成26年度内の港務局設立に向けて進んでいる」と港湾局全体の流れを報告したあと「4号・6号ポンドの埋立もシールド工事の遅れもあるが順調に推移している。また、街づくりに関しては高橋住之江区長と連携して新しい産業・文化を創造する街になるように進めたい。防砂に関しては府市がまとめた津波シミュレーションをベースに取り組みたい。地元の協力を切にお願いする」と呼びかけて祝辞とした。
当会顧問の高野市議が平林の再生には「土地の有効活用がポイントだ。大阪の新しいスポットとして活用してほしい」と話し、同じく顧問の東府議も「期待する1年だが人口の減少が止まらない。50年後には8千万人になるという。また、65歳以上の割合が25%を超える。次の世代のために今やるべきことをやります。東京と大阪で日本を牽引します」と述べた。
新年会は住之江区長高橋英樹氏の乾杯で歓談に移った。
村上高兒・平林会理事長
高橋・住之江区長
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