当会会員でもある大阪市製材業協組(理事長・荒尾哲氏)のPR委員会(委員長・有馬啓子氏)が4月4日、新北島中学校(大阪住之江区)運動場の砂場の木枠(材工とも)を寄贈した。
一般消費者に向けて木材の良さをPRし木の文化と木の街平林の再生復活を目指して活動する同組PR委員会は昨年11月、東京大学の井上雅文准教授を講師に招いて木材啓発セミナーを開き、200人超を動員した実績を有する。今回の砂場木枠の寄贈は年初に開いた委員会の席上、前重興亮委員が新北島中学校から相談のあった「老朽化した砂場木枠の無償提供」を上程、委員会で種々検討の結果「地域貢献と木材PRに資する」として実現したもの。
当日は委員8名に大工さんやPTAのOBらが作業に参加、材の搬入から施工まで慣れない手つきで仕事に没頭、新しい砂場の木枠が完成した。使用した木材は越井木材工業が安価で提供したヒノキ1等(ACQ注入K4処理)10本(3m×210×105)。専門の大工さん以外はほとんどボランティア。委員会の参加者は、有馬啓子(協同ウッド)、芝坂昌彦(芝静木材)、田渕外志幸(清水木材商会)、前重興亮(松前木材店)、湯川昌子(大信製材)、米地徳行(大宝木材)、渡部功(昭林)、以上のみなさん。
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