一般社団法人平林会(理事長・村上高兒氏、社員総数190名)の総会が6月16日(月)午後5時から南港のハイアット・リージェンシー大阪に149名(委任状74含む)が出席して開かれ、村上理事長を議長に指名して上程4議案を審議し、いずれも原案通り可決承認した。
総会の冒頭、村上理事長が最近の木材業界の流れを「木造住宅が堅調で木造比率はアップしているが、昔ながらの材木屋が扱う木材ではなく木質建材が中心、木質建材住宅と呼んでも過言はない。加えてプレカットが主流になり平林は必ずしも順調ではない」と分析した。さらに本年3月に大阪市の一般競争入札で落札(3年間の賃貸借)した「テニスコート跡地1万1千u」の利用について「この種地を軸に全社員一丸となって平林の発展に向けて取り組んでほしい」と述べ、議事審議に移った。
事業報告・計画案は小林健次郎専務が説明。水面埋立と連動する平林の再開発は、研究機関である大阪市大との連携を維持しつつ、従来の大阪市三局(港湾・都市整備・計画調整)と地元の住之江区を交えて取り組む。大阪市に提案して承認された「プロポーザル」を3年かけて粛々と実行に移す。また、第10回「平林祭り」は、10月19日(日)に開催する。
総会終了後、テニスコート跡地利用に関する「プロポーザル」の概要説明を大阪市大の佐久間助教がプロジェクターを使用して解説した。
挨拶する村上理事長
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総会会場(ハイアットR大阪)
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