|
一、 日 時 平成19年6月21日(木)午後5時〜 |
二、 会 場 ハイアット・リージェンシー・オーサカ |
三、 出席者 86名 委任状出席65名 合計151名(会員総数200名) |
四、 議 事
会則13条の規定(議長は会長又は会長の指名したものが当たる)に基づき、梅原会長が議長となり議案審議に入る。議案審議に先立ち議事録署名人について、諮り、次の諸氏を指名した。
1. 株式会社 梅原商店 会長 梅原 卓氏
2. 新紀木材産業株式会社 社長 荒尾 哲氏
3. 株式会社 小山製材所 社長 小山 恵弘氏
|
五、 議案審議
第1号議案 平成18年度事業報告
小林専務理事より日頃の協力に対して、顧問、木材倉庫、平林連合町会の皆様にお礼を申し上げた上で以下のように報告した。
1.役員改選と事務局長の新設について
@ 18年4月26日の理事会において事務局長を新設し、島崎公一氏を選任。
A 6月23日の総会において会長、副会長、専務理事、常務理事などの新役員を選出。
|
2.会費の値下げについて
4月26日の理事会において、今後より多くの平林の企業に参加していただくため会費を値下げし(1口1,500円/月→1,000円/月)入会を働きかけていくこととなった。その結果、新規入会が40社近く増え、18年度末には190社を越え、本日現在では200社となっている。
|
3.平林まちナビシステムの設置(平林を携帯電話で案内)
平林の街の活性化に向け、外部の人に平林をより深く知ってもらう意味から、今後平林のまちづくりの研究協力して頂く予定である大阪市大内田先生指導のもと、QRコード入りの表示看板[平林まちナビ]を18年5月に各企業に設置した。今後もこの活動を広げて行く予定。
|
4.平林祭り
18年5月に第2回平林祭りを旧テニスコート跡地において開催し約4,500人の来場者があった。本年19年度は大阪府木連と共催して5月13日に第3回平林祭りを開催、約5,500人の多数が来場者した。回を重ねる毎に平林祭りの認知度が高まり、質も向上している。特に林野庁・大阪府等の行政含め府内の木材関連、地域の団体等の協賛参加も増え、20年度も継続開催する。
|
5.関電跡地に旭硝子プラズマガラス基板工場誘致の件
旭硝子プラズマガラス基板工場は18年8月に着工、約4万uの工場が19年5月に稼動した。平林地区に誘致されたことにより今後周辺地域の活性化につながるよう期待している。
|
6.平林水域活用等促進検討委員会
昨年10月3日に第1回検討委員会が開催され、国交省近畿運輸局が平成17年度から平林の遊休水面活用について調査・作成した報告書の説明があった。12月20日の第2回検討委員会において事業化に向けたゾーニングの検討案などが提案。その提案はあくまでもたたき台であり今後水面所有者(土地会社・大阪市等)使用者、国交省、平林会、住民等が加わり専門家を招致して検討していくこととなっている。官の協力による民間主導での事業化を目指しており、あくまでも遊休水面を利用し採算ベースにのった事業展開が前提である。19年4月9日の第3回検討委員会では外部専門家委員の招致(市大環境室、マリンスポーツ財団等)を行い、国のモデル事業に応募、認可が下りれば調査費などが受けられる予定。
この事業の成否は地元住民と企業との連携なしには成り立たないと考えております。
|
7.平林私有水面の一部埋め立てについて
年明け以降、阪神高速大和川線(三宝〜三宅)延伸工事のトンネル工事発生土を平林の水面で受け入れる案が持ち上がり、私有水面の一部埋め立てが急遽具体性を帯びてきました(第一候補は4号堀東側水面)。平林会としても水面埋め立てを前向きに捉え、土地会社、大阪市などと協力していくこととなりました。その流れの中、2月14日の第22回まちづくり研究会において、発生土受け入れ合意書を3者でかわすこととなりました。実際に発生土が出てくるのは平成20年度後半から21年度にかけてとなりますが、それまでにどのような形で受け入れることが出来るのか、受け入れ母体がどうなるのか等は当会にとって今後の大きな研究課題となります。
|
8.今後の平林の再開発と活性化について
18年度よりいろいろな提案が出てきており、具体的に動き出して来たこの機会を逃さず、大阪市大へのまちづくりに関する研究委託などを活用しながら平林がよりよい街になるよう皆様と歩んでいきたいと考えております。
現在大阪市大は当会との研究受託体制について検討中です。代表には大阪市大大学院工学研究科都市系専攻の赤崎弘平教授が内定しており、環境都市、都市基盤計画分野の専門家の人選をすすめてもらっております。
以上の報告に対し、議長より諮ったところ、全員異議無く承認された。
第2号議案 平成18年度決算及び監査報告承認の件
収入、支出決算内容について事務局より報告し、引き続き元好監事より監査報告を行った。
議長から本決算内容について諮ったところ、全員異議無く承認可決された。
第3号議案 平成19年度予算案承認の件
事務局より予算案の内容について説明を行った。
=以下質疑応答。主として梅原会長と小林専務が答える=
○質疑→開発研究費を1500万円計上しているが、この意図は?
○応答→本来当会は街の活性化を主眼にした団体である。昨年末以降平林再開発問題が着手可能な環境が整いつつあり、従来予算計上だけで有効活用が出来ていなかった開発予算だったが本年度は違う。具体的には大阪市大との委託(受託)研究費用。これから3年かけて構想案を決定する予定だが本年度はその初年度にあたる。それなりの経費計上が必要だと考える。市大も独立行政法人に移行し民間に協力する姿勢が鮮明だ。初年度の1500万円が多いか少ないかは議論の余地はあるが、平林の再開発に向けた資金であることをご理解願いたい。
○質疑→水面埋立に関して住民への説明が不足しているのでは?平林会だけではなく、住民も参加させるべきでは?
○応答→連合町会長には逐一報告している。この案件は本来平林会が説明する筋合いのものではなく、事業主体となるべき会社が対応すべき事柄だ。法律的な問題もまだ未解決で最終決定したわけではないが、順調に進めばビッグプロジェクトになる。また、地域住民の合意がなければ前に進まないことも十分に承知している。当会の会員にも説明会を開いていないが、進捗状況を見て情報は開示する。4号堀が話題になっているがあくまでも平林全体の問題として当会は捉えている。
議長から本予算内容について諮ったところ、全員異議無く承認可決された。
|
|
なお、総会前には柳野隆生国際特許事務所所長を講師に招いて「次のリーダーをどうつくるか」と題するセミナーが開かれ、出席会員が熱心に聞き入った。 |
|
|